パーティションを削除した
パーティション削除の復旧方法
パーティションボリュームを削除すると、ボリュームサイズを決めていた外箱のみが削除されます。OS上からは確認できませんが、既存データの保存領域にはフォーマット前のデータがそのままの状態で存在しています。データ復旧会社では手作業で削除したパーティションを再作成し、元通りのボリュームとして復旧することもできますが、復旧ソフトを使用すれば簡単にアクセスできます。
1新しくパーティションを作成しない
- パーティションの作成、初期化はしないで!
- パーティションはまさに外枠です。削除したパーティションの上に同じサイズのパーティションを作成した場合、外枠がそのまま上書きされます。ただ、データが保存されている中のコードは上書きされないので、そのままの状態で復旧をお試しください。フォーマットを行ってしまうと、復旧率が大きく下がります。
2別のコンピュータを用意する
- 復旧環境を別のパソコンで整える
- パーティションを削除したドライブはパソコンから使用できる領域として認識されないため、データが入って上書きされる可能性は高くはありません。が、可能であれば早めに取り外していただき、他のパソコンを準備して、データ復旧ソフトをインストールしてください。
データの削除・初期化なら、
ソフトで復旧できるかも!?
弊社のデータ復旧ソフト「復旧天使」は、Windows、Mac、Linux版を用意しており、どのプラットフォームであっても、数多くのファイルシステムに対応しています。WindowsでMacの復旧もできますし、MacでLinuxの復旧も可能です。
データ復旧ソフトウェアによる復旧が可能な場合もございますが、安全な復旧をご希望の場合はLIVEDATAまでご依頼ください.高い復旧率でデータを取り戻します。
お客様ご自身で復旧を検討される場合は、こちらのデータ復旧ソフトをお試しください。
3イメージ取得
- クローンディスクを作成
- データ復旧専門の弊社では、機械的な損傷が無い場合でも、お客様のディスクのクローンを作成し、そのコピーに対して復旧作業を行います。これはお客様のディスクの状態が悪化するのを防ぐためであり、クローンを取得したイメージディスクに対して、いろいろな方法で安全に復旧を試すことができるからです。
4スキャンと復旧
- 未使用領域から以前のフォーマットを検索
- パーティションを削除した場合、空き容量として未割当の領域に対してスキャンを行います。以前使用していたファイルシステム(Win:NTFS、Mac:HFS+など)を検索できれば、そのパーティションに対してスキャンを行い、そのパーティション内のデータを復旧します。ディレクトリ構造やファイル名がそのまま復旧できる可能性が高いです。
データ復旧は ワンチャンス!
診断依頼前に見極めを
ハードディスクは精密機械です。パーツの交換などをしていない状態であっても、一度
分解することで、その後の復旧率が大きく低下します。初期診断は無料の会社が多いで
すが、診断時にディスクの分解をしてもよいか?と聞かれたら必ず断ってください。
分解までして確認してくれる良い会社ではありません。分解することで確認できるの
は、メディア面の損傷だけです。これは経験があれば分解しなくても判断できる
内容です。分解することでその後のお客様の復旧の可能性を限りなく低くする
作業となりますので、初期診断時に必ず確認していただきたい項目です。
ハードディスクの復旧事例
異音がするハードディスクや認識しないハードディスク、起動しないパソコンなどの物理障害に対する復旧実績を公開しています。特にご依頼の多いSeagate製のST2000DM001等の復旧も実績多数ございます。通電や無料診断による状態悪化、復旧不可能になる前にLIVEDATAまでご相談ください。
ハードディスクの復旧費用
パソコン内蔵ハードディスク、外付けHDD、ネットワークディスクなど、ディスク単体の費用です。2本構成や暗号化ハードディスクは別途お問い合わせください。
- パソコン
内蔵 - 外付け
HDD - ネットワーク
ディスク - ポータブル
ディスク
障害レベル | 障害内容 | 復旧費用 | 作業日数 |
---|---|---|---|
LV1 軽度障害 | ハードディスク自体に損傷なし、 データ削除など |
44,000円~ | 4時間~ |
LV2 中度障害 | リカバリー、基板損傷、 軽度のセクタ不良など |
66,000円~ | 4時間~ |
LV3 重度障害 | ヘッド不良、モータ不良、 重度のプラッタ損傷など |
99,000円~ | 1日~ |
その他 | 上記エラーが 複合的に発生する場合 |
最大275,000円 (2TBまで) |
1日~ |
その他の障害一覧
データを削除したり、初期化した様なデータの損傷(機械には問題がない状態)の場合は、すぐに電源を切ることで、状態の悪化を防ぐことができます。また、急にパソコンが立ち上がらない、外付けHDDから異音がする、落としたといった場合は多くのケースが物理障害(機械的な故障)です。電源のOFF/ONを繰り返さずに、すぐにLIVEDATAまでご相談ください。相談は無料です。
物理障害(機械の故障)
機械的な故障は突然発生します。ハードディスクのよくある物理障害の症状をまとめましたので、下記に該当する場合は電源を入れないようにして、すぐに弊社にご相談ください。電源を入れることで、復旧できないくらいに症状が悪化する可能性がありますので注意してください。