1. すべて
  2. 技術情報
  3. 復旧サービス
  4. ツール
  5. HDD復旧
HDD復旧

HDDを認識しない!SATA接続の見直すべきポイント3選

  • シェアする
  • LINEに送る
  • ツイートする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocketに保存
HDDを認識しない!SATA接続の見直すべきポイント3選

SATA接続のHDDをパソコンが認識しなくなったとき、どのように対処しますか?
大事なデータが入ったHDDにアクセスできないという問題は、誰もが不安になるものです。

我々、データ復旧の専門業者LIVEDATAのもとにも同様の相談が寄せられます。
データが消えてしまったらどうしよう、と心配になりますよね。

この記事では、SATA接続のHDDを認識しないときの対処法を3つご紹介します。
また対処法で解決しなかった場合の疑うべきポイントも解説しています。
読んで行動することで、大事なHDD内のデータを救出することができますよ。

相談と見積もりは0円

認識しないHDDはSATA接続か確認する

シリアルATAであるSATAはHDDやSSDなど光学ドライブを接続するためのインターフェース規格です。
認識しないHDDは本当にSATA接続のものでしょうか?
HDDのインターフェースには、次の2種類が存在します。

  • SATA
  • IDE

HDD側の接続端子に40本ほどのピンのような出っ張りがたくさんあるならIDEです。
そうではないならSATAです。

SATA接続のHDDを認識しないときの原因と対処法3選

SATA接続のHDDを認識しないときの対処法として次の3つが挙げられます。

  • HDDに十分な電源が供給されているか確認
  • マザーボードとHDDを繋ぐケーブルを確認
  • 古いOSを使用していないか確認

1点ずつ原因と一緒に解説します。

対処法①:HDDに十分な電源が供給されているか確認

SATA接続のHDDを認識しないのであれば、十分な電源が供給されているか確認します。
HDDに電源が供給されていない、または足りないという状態のとき、HDDは作動できません

  • 電源ケーブルが刺さっているか
  • 電源ランプはついているか

この2点を確認しましょう。
ケーブルが刺さっているのにランプがつかない場合は、挿し直しや別の電源ポートを使用してください。

対処法②:マザーボードとHDDを繋ぐケーブルを確認

マザーボードとHDDを繋ぐケーブルを確認します。
ケーブルの接触不良でHDDを認識しないことはよくあるからです。
ケーブルを一度抜いて挿し直してください。

挿し直しても、HDDを認識しないのであれば、ケーブルの故障を疑います。
ケーブルを交換してください。

対処法③:古いOSを使用していないか確認

古いOSを使用していないか確認します。
HDDの接続インターフェースは、IDEという規格があり、古いOSの場合はSATAでなくIDEを使うからです。

SATAのドライバーをインストールすることで、この問題は解決できます。
PCメーカーのwebサイトにて、SATA用のドライバーがインストールできます。
インストールし、再起動してから、HDDを認識するか確認してください。

あわせてBIOS設定を見直すこともおすすめします。
とくにHDD増設後であれば認識しないというエラーは起きやすいです。
詳しくは、HDD増設後にPCが起動しない悩みを解決!の記事をご覧ください。

SATA接続を見直してもHDDを認識しない場合は本体の不具合

SATA接続を見直してもHDDを認識しないのであれば、HDD本体の不具合の可能性があります。
HDDの不具合には以下の2種類

  • 物理障害
  • 論理障害

があります。

不具合①:物理障害

1つ目が物理障害です。
HDDのハード面(機器のパーツや部品など)が壊れた状態を指します。
HDDにこのような症状はありませんか?

  • HDDを落としてしまった
  • HDDに水がかかってしまった
  • HDDを繋げているときに落雷があった
  • HDDを使い始めて年数が経った

当てはまる場合は物理障害の可能性が高いです。
とくにカチカチやシューといった異音がしたり、焦げのような臭いがしたりするときは、物理障害を疑ってください。

物理障害の場合は、自力で復旧することはできません
詳しくは、「HDDの物理障害を自力で復旧したい!出来ない理由と復旧方法」の記事をご覧ください。

物理障害を起こしたHDDのデータ復旧はLIVEDATAにお任せください。
技術力の豊富なエンジニアが対応いたします。

20年以上の経験豊富な技術者に依頼

不具合②:論理障害

HDD本体の不具合、2つ目が論理障害です。
HDDのソフト面である、プログラムのエラーやファイルシステムの破損が起きている状態です。

軽い故障であれば、自力で復旧できることもあります。
詳しくは、「スキャンして修復してください」のメッセージの解決法の記事をご覧ください。

ただし重度な論理障害の場合、自力での復旧はHDDのデータ復旧をますます困難にさせます。
大事なデータが入っていて、故障の原因が不明である場合は、データ復旧の専門業者へ相談することをおすすめします。
LIVEDATAでは初期診断やお見積もりを無料で行っているので、お気軽にお問い合わせください。

相談と見積もりは0円

まとめ:SATA接続のHDDを認識しないのであればケーブルと電源供給を確認しましょう

HDDを認識しない原因としてSATA接続を疑うのであれば、ケーブル周りを一番に確認しましょう。
ケーブルが緩んでいたり電源が不足していたりすることがあります。

HDDから異音がする異臭がするなど明らかな異常であれば、まずはデータ復旧の専門業者にご相談ください。
通電し続けることでデータの復旧がますます困難になりますので、早めのご相談をお待ちしております。

電話での相談も可能!

ホーム
お問い合わせ24時間対応