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HDDから異音!カチカチ音がしたらやってはいけないこと3選

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HDDから異音!カチカチ音がしたらやってはいけないこと3選

大事なデータを保存しているHDDから突然「カチカチ」と異音がすると不安になりますよね。
「HDDが壊れた?」「データは取り出せる?」と心配になる気持ちは分かります。
しかしHDDからカチカチと異音がしたからといって、焦ってバックアップを取るのはNGです。

この記事では、HDDからカチカチと異音がするときにやってはいけないこと3選をご紹介します。
さらにデータ復旧の専門業者LIVEDATAだからこそ言える、原因と対処法も解説しているのでご安心ください。

自力でHDDを復旧させようとして、データが取り出せない状態になっては大変です。
大事なデータを守るために、やってはいけないことを確認しましょう。

プロなら安心して任せられる!

HDDからカチカチと異音がするときにやってはいけないこと3選

HDD(ハードディスクドライブ)からカチカチと異音がするときやってはいけないことがあります。
それは下記の3点です。

  • 電源を入れ続ける
  • 電源のON/OFFを繰り返す
  • 自分で分解する

その理由を1点ずつ説明します。

NG①:電源を入れ続ける

HDDからカチカチと異音がするとき、電源を入れ続けることはNGです。
電源を入れ続けることでHDDが故障したまま動作を続けます。その結果、HDDの故障が悪化してしまうからです。

例えば

  • バックアップを取る
  • 復旧ツールでデータ復旧を行う
  • ドライブのスキャンを行う

のように、自力でHDDやデータを復旧させようとするのは、電源を入れ続けることになります。
HDDの故障が悪化すると、専門業者に依頼する際の金額が高くなったり、最悪の場合データ復旧が行えなかったりします。
HDDからカチカチと異音がするのであれば、速やかに電源を切りましょう。

NG②:電源のON/OFFを繰り返す

HDDからカチカチと異音がするとき、電源のON/OFFを繰り返す、つまり再起動もやってはいけません。
再起動はHDDに負担がかかるからです。
故障しているHDDにさらに負担がかかると、状況が悪化してしまいます。

パソコンや電子機器は再起動を行うことでエラーが解消されることが多々あります。
しかし何度も何度も繰り返すことで、HDDの故障が悪化することは避けられません。

NG③:自分で分解する

自分でHDDを分解することもやってはいけないことです。
これはHDDからカチカチと異音がするときだけでなく、いかなる場合も自分でHDDを分解するのはやめましょう
その理由は、HDDの分解はリスクしかないからです。

  • 記録面に小さな埃やゴミがついて読み込めなくなってしまう
  • 小さなパーツを壊してしまう
  • 分解したあと元に戻せなくなってしまう

上記のようなリスクがあるので、自分でHDDを分解するのはやめてください。
HDD内に必要なデータがあるなら分解するのではなく、データ復旧の専門業者にお願いしましょう。
LIVEDATAでは20年以上の経験豊富な技術者が多く、安心してお任せいただけます。

プロなら安心して任せられる!

HDDからカチカチと異音がする原因3点

HDD(ハードディスクドライブ)からカチカチと異音がする原因は3つあります。

  • パーツが経年劣化や衝撃で破損したから
  • ファームウェアが破損したから
  • 不良セクタが増加したから

難しい言葉も多いので、1つずつ簡単に説明します。

原因①:パーツが経年劣化や衝撃で破損したから

原因の1つ目は、パーツが経年劣化や衝撃で破損したからです。
HDDにはデータの読み書きを行う役割として「磁気ヘッド」というパーツが付いています。
経年劣化や衝撃で磁気ヘッドが破損してしまうことがあり、正しく動作できなくなることで異音が発生します。

例えば下記のような状態に当てはまりませんか?

  • HDDを買ってから5年以上経っている
  • HDDを落としてしまった
  • HDDの上に物が落ちてきた

当てはまる場合は、経年劣化や衝撃による磁気ヘッドの破損がHDDの異音の原因です。

原因②:ファームウェアが破損したから

原因の2つ目は、ファームウェアが破損したからです。
HDDの動作を制御するプログラムを、ファームウェアと言います。
このプログラムが破損してしまうと、データを読むための磁気ヘッドというパーツが制御できなくなります。
その結果、磁気ヘッドが正しく動作せずにカチカチと異音がするのです。

原因③:不良セクタが増加したから

3つ目の原因は、不良セクタが増加したからです。
HDDの記録面である「プラッタ」は小さなセルのように区切られており、そこにデータの読み書きを行っています。
小さなセルに読み書きができない部分が発生することがあり、それを不良セクタと呼びます。

不良セクタは正常な場合でも発生しており、その部分は回避してデータの読み書きを行います。
しかし経年劣化によって不良セクタが増加すると、回避できなくなります。
データを読むための磁気ヘッドが不良セクタを回避できずに読み込もうとすることで、往復作業が繰り返され、カチカチと異音がするのです。

HDDからカチカチと異音がしたときの対処法

HDD(ハードディスクドライブ)からカチカチと異音がしたとき、対処法は2パターンあります。
HDD内に保存してあるデータが必要か不要か、それによって対処法が変わります。

HDD内のデータが不要な場合:修理業者

HDD内のデータが不要な場合は修理業者に修理を依頼しましょう。
「修理」というのは、HDDが再度使える状態にすることが目的だからです。
修理の場合はHDDをフォーマットしデータを消します。

HDDのデータをバックアップ取っていれば、データを復旧する必要はありません。
そのためメーカーや修理業者にHDDの修理を依頼しましょう。

HDD内のデータが必要な場合:データ復旧の専門業者

HDD内のデータが必要であれば、HDDの修理よりもデータの復旧が優先です。
データ復旧の専門業者に依頼をしましょう。
データ復旧は修理とは違い、HDDからデータを取り出すことが目的だからです。

データ復旧の専門業者をお探しであれば、ぜひLIVEDATAにご依頼ください。
無料で初期診断・お見積もりを行いますので、「価格によって依頼を決めたい」ということが可能です。

相談と見積もりは0円

「HDDからカチカチと異音がする」LIVEDATAでの復旧方法

HDD(ハードディスクドライブ)からカチカチと異音がする、というご依頼を頂いた場合、LIVEDATAではこのように復旧をしています。

1.異音をチェック
2.メディアの損傷の確認
3.パーツ交換
4.イメージ取得
5.論理領域の復旧

HDDから異音がする場合の復旧方法の詳細はこちらのページにて写真付きで紹介しています。
HDD復旧のプロだからこそできる、精密な復旧作業です。

まとめ:HDDからカチカチと異音がするなら専門業者に相談しましょう

HDD(ハードディスクドライブ)からカチカチと異音がするなら、専門業者に相談しましょう。
修理業者ではデータを復旧させることができないどころか、フォーマットされてしまいデータがなくなるからです。

データ復旧のご相談はLIVEDATAにお任せください。
無料で見積もりますので、金額を聞いて依頼を決めることが可能です。
お見積内容も、ご理解いただけるまで分かりやすく説明することを心がけております。

相談と見積もりは0円

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