共有サーバーとして使用しているネットワークHDDにアクセスが出来なくなった。
本体のランプからHDDに異常が発生していると判断し、メーカーサポートは対応が遅い為、データ復旧業者へ依頼する事にした。
HDD診断の結果、2台共にメディア損傷が発生しており物理的に故障している状態を確認致しました。
HDD1番はヘッド交換無しで99%以上のイメージ取得に成功。
HDD2番はクリーンブースでHDDを分解し、磁気ヘッドの交換を行い99%以上のイメージ取得に成功。
取得した両イメージから仮想RAIDの構築と論理領域を分析し、ファイル・フォルダ単位でデータの復旧作業を実施致しました。
ファイル数
HDD1:289,247個
HDD2:402,223個
データ容量
HDD1:317.09 GB
HDD2:367.44 GB

RAID1の場合、故障したHDDを交換することで本体が自動でリビルドを行う為、サービスを停止せず運用可能ですが、片方の障害に気付かず
片肺のまま運用されるケースがございます。
また、RAID構成されたHDDは稼働時間も同じ為、経年劣化によって1台が故障すると、もう1台も近いうちに故障する可能性がございます。
タイミングが悪く2台共に故障した状態でも諦めずにLIVEDATAへご相談下さい!

